通訳案内士試験の合格の道筋について、悩んでいませんか?最短で確実に合格するには、学校に通うべきなのでしょうか?
じつは、独学こそが最短・最小コストで合格する一番良い方法なのです。
なぜなら、ネット動画のほか、無料で利用できるサービスがいろいろと提供されており、自分に合ったスケジュールで学習が可能だからです。
ここでは、実際に私が一発合格できた、独学の学習方法をご紹介します。
この記事を読み終えれば、通訳案内士を目指すには、独学で十分であるということが、ご理解いただけるでしょう。
通訳案内士は独学で合格できる!
通訳案内士の試験は、科目も多く難しそうに見えますよね。やはり独学で合格するのは難しいのでしょうか?
資格試験の勉強方法と言うと、主に
- 専門の学校(予備校)に通学する
- 通信講座を受講する
- 独学する
が考えられますが、通訳案内士試験の場合、どれが良いでしょうか。
まず、専門の学校ですが、何よりもお値段が高いです。候補になる学校は複数ありますが、価格はおよそ10万円から40万円程度です。かなりの投資になりますね。
また、通学で問題となるのは、授業の時間です。平日の昼となると、サラリーマンにはまず無理。夜間の授業でも、毎週となると勤め人にはなかなかハードルが高いと思います。会社のしがらみとか、まだまだありますから。
つぎに通信講座ですが、これはあまり選択肢がありません。そのうちの一つ、富士通訳ガイドアカデミーという学校は、残念なことに2023年12月に、閉校してしまいました。歴史ある有名予備校だったのですが、お疲れ様でした。さようなら。
もう一つ、ESDIC英語能力開発アカデミーという学校が、Zoomによる通信講座を開講しているようです。価格は地理、歴史、一般常識の3科目で10万4千円のようです(2024年1月現在)。
動画を何度でも繰り返して視聴できるのは、メリットがあります。また、通学しなくて良いのはありがたいですが、値段は安い学校と同じくらいします。
こうして見てくると、安価な動画による通信講座がないかなあと思うでしょう。そんなうまい話があるはずがない!と叫んだあなた、それがあるのです。無料で、独学で試験に合格する近道が。
現代はネット時代。動画での学習が効果的
それが、ハロー通訳アカデミーが提供している通訳案内士講座です。ウェブサイトをご覧になると、「教材・動画全部無料」とうたっています。そう、全部無料なのです。
「そんなバカな!」 無料だなんて、何かウラがあるに決まっている!と感じるかもしれません。でも本当です。私も利用者でしたので、何もウラが無いということを保証します。
学院長の植山源一郎氏は、通訳案内士業界では著名な方で、もともと長くハロー通訳アカデミーという予備校を経営していらっしゃいました。その後リアルの学校は閉じて、当時のコンテンツをオンラインで無料公開されました。
さまざまな受験サポートをボランティア的に提供されている奇特な御仁です。ウェブサイトをご覧になるとわかりますが、コンテンツ量は膨大です。すごい!
大量の動画コンテンツは若干古い部分もありますが、今でも十分活用できます。さらにメールアドレスを登録すれば、植山氏がメール等で様々な最新情報を提供してくれます。無料でここまでやってくれるとは、本当に感謝です。
まずはメールアドレスを登録して、ハロー通訳アカデミーのウェブサイトを隅々まで見てください。授業動画や音声、過去問、合格体験記など、すべての必要なコンテンツがそろっています。これを学習の中心に据えましょう。
動画のメリットは、何といっても継続しやすいこと。参考書などの書籍を読むのは疲れますよね?画像と音声から入ってくる情報は、頭に残りやすいので、受験にも有利です。
何度も繰り返して視聴できるのも、学校での授業には無いメリットです。時間にしばられず、好きな時に学習できるネット動画は、忙しい現代人にフィットした、最適の学習方法だと思います。
私もハロー通訳アカデミーの無料動画で一発合格できた
かくいう私も、このハローのコンテンツを利用して通訳案内士試験に合格した一人です。2015年の12月に資格取得を志し、翌年8月の筆記試験を目指しました。
英語は科目免除を得られる資格を持っていたので、翌年8月までに、地理・歴史・一般常識の3科目を合格レベルに持っていくのが課題でした(当時は、通訳案内の実務は試験科目になかった)。いろいろ市販の教材を探しましたが、試験向けにまとまった良い書籍が無かった記憶があります。
その時に出会ったのが、ハロー通訳アカデミーのネット動画でした。当時も全て無料で、このようなものが提供されていることに、本当に驚きました。テキストも無料でダウンロードできるというので、さっそく該当科目を全てダウンロードして印刷。結構ページ数があり大変だったです(今は、安価な印刷サービスも提供されているようです)。
このハローのネット動画を学習の中心に据え、動画を見ながらテキストに書込みをするという勉強方法を自分なりに確立しました。学校等には一切行かず、完全な独学です。元々専門学校での授業動画ですから、これに集中すれば大丈夫と感じていました。
当時は会社勤めだったので、学習にあてられる時間帰宅後や週末だけでした。学習期間は8か月間でしたが、動画の数があらかじめわかっているので、計画的に視聴することができるのが、独学にはありがたい点です。
こうして何とか無事全科目合格することができました。ハローの動画のおかげと言って、間違いありません。(なお、上記は全て事実で、かつ私はハロー通訳アカデミーとは、一切何の関係もないことを、確約しておきます)
合格へのカギは過去問、ネット動画、最新情報の補強
個別の試験対策や、詳しい学習方法については、いろいろな方がウェブやブログで情報発信されているので、ここではそうしたことには触れません。多くの合格者の情報から、自分に合った学習方法を見つけてください。
ただ一つだけ言えるのは、学習を開始する前に、過去問には必ず目を通しておくことです(ハローから提供されている資料の中に過去問もあります)。これは、試験でどういう設問があるかイメージできるので、動画をとても効率的に視聴できるようになるからです。
また学習の柱をハローの動画と決めたら、あれこれ手を広げずに、動画に集中してください。私の周りにも、この動画だけで合格できたというガイドの人がたくさんいます。試験勉強は時に不安になることもありますが、自信をもって継続しましょう。
なお、動画は基本的な部分はおさえられていますが、新しい情報については弱い部分があると思います。そうした点は、ハローから提供される情報や、直前対策講座等で補強しておく必要があります。その点だけ、気を付けてください。
まとめ
それでは、この記事の内容をまとめます。
通訳案内士試験に合格するには、独学で十分
- ハロー通訳アカデミーは、教材・ネット動画を全て無料で提供している
- 実際にこの無料講座のみで、8か月間の学習で合格することができた
- 過去問、ハロー無料動画、最新情報の補強の3点セットが、合格へのカギ
ということです。
時間とお金に制約のある受験生には、ハロー通訳アカデミーが無料で提供している様々なサービスを利用するのが一番だと思います。実際に多くの合格者という結果が出ているので、独学でも安心して欲しいです。
過去問もハローのウェブサイトからダウンロードできます。先ずは実際の問題をやってみて、難易度や試験の傾向を体感してみましょう。それが合格に向けた学習計画を考えるときに、大いに役立つことでしょう。頑張ってください。